高級羽毛布団のリフォームをすると偽り、代わりに中古再生布団を渡したとして詐欺容疑で逮捕された寝具訪問販売業「ベストベル」前社長の丸山一慶容疑者(26)らは、ほかにも備長炭やスノコ、無反発枕などの寝具類を、高額な値段で販売していた。販売先は関東一円に広がり、中には四、五回にわたり、計五百万円を支払った女性もいるという。
調べによると、丸山容疑者らは、高級羽毛布団の顧客リストを入手して、「羽毛の点検をします」と電話した上で被害者宅を訪問。羽毛布団を見て「これは醜いですね。どうしますか。今回だけ特別にリフォームしますよ」「羽毛の洗浄や除菌もサービスします」などと言葉巧みに注文を取っていたという。
被害者らは卸値一万五千円前後の中古羽毛布団を渡されていたが、指定した通りの表面生地や型の布団を用意されていたことなどから、預けたものとは違う羽毛の布団だとは、気づかなかったという。
県警が押収した顧客リストには、埼玉、茨城のほか、栃木や東京、神奈川などの中高年が多く、中には、結婚したときに高価な布団を購入した女性や、布団を亡くなった夫の形見としていた女性もいたという。
ベストベルは昨年八月に、別の寝具類販売業の会社から独立する形で設立された。初代社長の死亡後、長男の丸山容疑者が跡を継いだという。今年上半期の売り上げは二千二百万円。県警は、丸山容疑者らが預かった高級羽毛布団を転売している可能性もあるとみて、被害実態の解明などを進めている。
2007年11月25日
羽毛布団リフォーム詐欺 顧客は関東一円に
posted by リフォーム at 00:00| リフォームに関する事故・訴訟
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